管理会社が家賃を下げる提案を! その裏の5つの理由

住む人の気持ちを考えて
空室を満室経営へ導く

(一社)空室対策協会代表理事
山岸加奈です。

こんにちは

管理会社から

「このままでは空室が続くので、
家賃を下げましょう」


そう言われた瞬間
胸がざわついた経験は
ありませんか?


長期の空室期間
ローン返済や
リフォーム費用
建物管理の維持費
お金のプレッシャーがある中で


「もう下げるしかないのか…」
と、心が折れそうになったり

そんな時に
背中を押すように出てくるのが、
この“家賃の値下げ”
という提案です

でも――
本当にそれでいいのでしょうか?

何も知らず
何も実践せず
管理会会社のその提案を受ける

その判断が・・・・・

数年先のあなたの賃貸経営を
大きく変えてしまうかもしれません。

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管理会社が“下げる”と言うのは、
あなたのためではない

オーナーの利益を守るために
ではなく、

管理会社の「事情」や「都合」
が隠れているのです。

大家さんが知らない現実
ぶっちゃますが
5つの理由があります


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1)契約スピードが評価の基準だから

担当者は“何件決めたか”“どれだけ早く決めたか”で見られます。

時間をかけて工夫するより、下げてすぐ決めた方がラクなのです。

2)相場だけを根拠にするから

「周辺相場より高い=決まらない」と短絡的に判断します。

でも実際は、広告改善や演出次第で“相場以上”で決まる事例は数えきれません。

3)責任を負いたくないから

もし家賃を上げて決まらなければ「高く設定したせいだ」と責められます。

逆に下げて決まれば「空室は埋まりました」と堂々と報告できる。
つまり、彼らにとっては安全策なのです。


4)利益構造がオーナーと違うから


家賃1,000円の差は管理会社にとって月50円程度の違い。

オーナーには痛手でも、彼らにとっては誤差の範囲。
だからこそ“とにかく埋める”に傾きます。

5)工夫や改善に時間を割きたくないから

写真を撮り直す、広告を見直す、ターゲットを変える…。

本来やるべき改善はたくさんあるのに、人手不足の現場では「下げれば決まる」に流れてしまうのです。

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本当に大切なのは…

空室が続いていると
「下げるしかない」と思い込んでしまいます。

でも、その裏側を知った今だからこそ、
気づいてほしいのです。

あなたの物件には、
まだまだ“磨く余地”があります


それを知るだけで、
気持ちは大きく変わります

次回は、

家賃を下げる前に必ず
試すべき“4つの改善ステップ”

を具体的にお伝えします。

「値下げしないと決まらない」
という思い込みを手放してほしい

そのきっかけにしていただければ
嬉しいです〜♪

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編集後記


私はこれまで
8年間で5,000室以上の空室を埋めてきました。


その中で強く感じたのは、

何もせずに鵜呑みに提案を受け、
相場家賃と1万円〜5000円の差がある場合

“家賃を下げたオーナーは後悔し、
工夫したオーナーは未来をつかんでいる”

ということです。

次回のメルマガ配信も、
ぜひ楽しみにしてくださいね

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